青空文庫

「道鏡」の感想

道鏡

どうきょう

初出:「改造 第二八巻第一号」1947(昭和22)年1月1日

坂口安吾58

書き出し

日本史に女性時代ともいふべき一時期があつた。この物語は、その特別な時代の性格から説きだすことが必要である。女性時代といへば読者は主に平安朝を想像されるに相違ない。紫式部、清少納言、和泉式部などがその絢爛たる才気によつて一世を風靡したあの時期だ。けれども、これは特に女性時代といふものではない。なぜなら、彼女等の叡智や才気も、要するに男に愛せられるためのものであり、男に対して女の、本来差異のある感覚や

2017/12/13

adf2f73fa530さんの感想

安吾の古代史探偵 鈴木武樹の編集解説読み直し、安吾小説、古代史エッセイなどに現代の考古学成果や文献研究その後の事実とは何かを想う。 この読み物は小説とは言えない代物かこんな風に書くのもアリという散文物語と言うなら、あちきの駄文も売文できる力ある気がしてきた。

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