青空文庫

「石の思ひ」の感想

石の思ひ

いしのおもい

初出:「光 LACLARTÉ 第二巻第一一号」1946(昭和21)年11月1日

坂口安吾39

書き出し

私の父は私の十八の年(丁度東京の大地震の秋であつたが)に死んだのだから父と子との交渉が相当あつてもよい筈なのだが、何もない。私は十三人もある兄弟(尤も妾の子もある)の末男で下に妹が一人あるだけ父とは全く年齢が違ふ。だから私の友人達が子供と二十五か三十しか違はないので子供達と友達みたいに話をしてゐるのを見ると変な気がするので、私と父にはさういふ記憶が全くない。私の父は二三流ぐらゐの政治家で、つまり田

2020/11/07

19双之川喜41さんの感想

 題意は 碁石の石かなと ふと思ったりした。 圧巻は 大方の一致を見るかもしれない。 囲碁狂いの死の報せに 時を同じくして 突風が巻き起こり 居室迄来て 吹きやんだ場面は 心までも打つ。

2019/06/03

6ed1fc493468さんの感想

被害妄想者に依る独り言。墨をするだけにしろ、母のヒステリーにしろ、雪国の家にしろネガティブにだけとらえ、それらを言い訳にして、結局は自分勝手に生きてきた。読後、後味の悪さだけが残った

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