青空文庫

「いづこへ」の感想

いづこへ

いずこへ

初出:「新小説 第一巻第七号」1946(昭和21)年10月1日

坂口安吾48

書き出し

私はそのころ耳を澄ますやうにして生きてゐた。もつともそれは注意を集中してゐるといふ意味ではないので、あべこべに、考へる気力といふものがなくなつたので、耳を澄ましてゐたのであつた。私は工場街のアパートに一人で住んでをり、そして、常に一人であつたが、女が毎日通つてきた。そして私の身辺には、釜、鍋、茶碗、箸、皿、それに味噌の壺だのタワシだのと汚らしいものまで住みはじめた。「僕は釜だの鍋だの皿だの茶碗だの

2020/10/22

yopparariさんの感想

木を見ないで森にポカポカとピンポン玉打ってワアワアしてるような文章

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