青空文庫

「貞操の幅と限界」の感想

貞操の幅と限界

ていそうのはばとげんかい

初出:「時事新報 第一九七三一号、一九七三二号」1947(昭和22)年5月1日、2日

書き出し

1私はむかし十七の娘と友達になって、一緒にお酒をのんだり(娘はお酒が強かった)方々ホテルを泊り歩いたりしたが、そしてそれを言いだすのは多くは娘の方からであったが、私たちは肉体の交渉はなかったので、娘はいつもそれを激しく拒んだ。これは然し遊びと貞操との限界という観念からではなかったので、娘は男女のそんな行為について全然知識がなかったのであり、愛情の肉体的な表現とはただ抱きすがり抱きしめ接プンするだけ

2021/10/13

e447bc35c3aeさんの感想

坂口安吾の観察に基づく話。処女に関しての自説が展開される。が、話の核は旧来の貞操観念の否定であり、処女の自説の方は単なる悪ふざけであるように、感じた。

2016/11/01

652a80165a76さんの感想

多大に坂口の妄想が含まれている。女性は読まないほうがいいかもね。反吐が出る。男が想像する貞操と女性が思うものとはまた違う気がする。 処女がいい悪いでもないけど、妊娠する可能性や強姦の危険とか男の童貞とか性欲と並べて考えるのはおかしい。 妊娠の可能性のない男が語ってもダメでしょ。全く同意できない。 魂だけ高潔なら性に奔放でいいわけがない。お前も自由にしていいよ、俺も自由にやるからさ!って責任とりたくない男の言い訳にしか聞こえない。

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