青空文庫

「三十歳」の感想

三十歳

さんじゅっさい

初出:「文学界 第二巻第五号」1948(昭和23)年5月1日

坂口安吾41

書き出し

冬であった。あるいは、冬になろうとするころであった。私の三十歳の十一月末か十二月の始めごろ。あのころのことは、殆ど記憶に残っていない。二十七歳の追憶のところで書いておいたが、私はこのことに就ては、忘れようと努力した長い年月があったのである。そして、その努力がもはや不要になったのは、あの人の訃報が訪れた時であった。私は始めてあの人のこと、あのころのことを思いだしてみようとしたが、その時はもう、みんな

2022/07/21

阿波のケンさんさんの感想

安吾は一人相撲を取っているな。津世子が彼を愛しているのは明らかだが彼は自分には能力はあるが現実には貧乏である。だから彼女は自分を尊敬しながら蔑んでいると思い込んでいる。それで自滅しているな。

2019/10/24

19双之川喜41さんの感想

 安吾 と  女流文学者との恋は  ややこしいものだと思った、 創造的な 活動をしている 二人には  実際の 人間と 創造 上の 人間が 混在する。 矢田津世子には  同性愛の 恋人もいる。 つまりは  四角関係ならぬ  五角関係となるので  くんずほぐれつ わけがわからない方が  普通だと思うことにした。

2018/08/25

いちにいさんの感想

矢田世津子の写真を見た。 美人である。 坂口安吾はどうだ? 美男子ではない。 そんな二人がプラトニックなのか?

2018/05/06

c1d08d250e38さんの感想

矢田津世子氏を書いた文章の中でも最高傑作だと思います。殆ど安吾氏の主観だけど、そこから透けて見える矢田氏の人柄。この二人は、恋愛自体が物語性富み過ぎてて読んでて辛い

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