阿部定という女
あべさだというおんな
(浅田一博士へ)
(あさだはじめはかせへ)
初出:「Gメン 第二巻第一号」Gメン社、1948(昭和23)年1月1日
書き出し
阿部定という女(浅田一博士へ)坂口安吾御手紙本日廻送、うれしく拝見致しました。先日色々御教示仰ぎました探偵小説は目下『日本小説』という雑誌へ連載しておりますが、全部まとまりましたら、御送付致すつもりでおります。先日、ある雑誌の依頼で例の阿部定さんと対談しましたが、私には、非常に有益なものでした。だいたい、女というものは男次第で生長変化のあるものだろうと思いますが、相手の吉さんという男にはマゾヒズム…
b53e79cfe52cさんの感想
作家としての印象と自分の持っている知識だけでの切り口で描いており事件の真実に迫っているとはとても思えない。
パラナ川❉さんの感想
たしかに阿部定さんはピュアな人だと思う。あの事件に、共感はできないけど理解はできるな。
かいばしらさんの感想
興味深く読んだ。阿部定という名前を知っていたので開いてみたが、対談しているとは初めて知った。 この人の作品は風博士しか読んでいないので、探偵小説を読んだら対談の記事も調べてみようと思う。
1c46181944cbさんの感想
対談の感想が面白い。坂口安吾が精神分析を好んでいたとはさもありなんですが、意外な気もします。
c6bb9347aef3さんの感想
面白かった。事件の細かい事を知らなかったので。文章も読みやすい。
8dd9aa9b09acさんの感想
阿部定事件という書籍を中学生の時、図書館で読んだ記憶がある、当時はわからなかったが、とても魅力的な女性であったのだろうと思う。阿部定に関する書物を、もう一度読んでみたくなった。
ded1a105bfc9さんの感想
阿部定事件に対して通俗的な世間話が蔓延していた当時の安吾の指摘は相応の評価がされるべきだ。
bdd53005a915さんの感想
切った奇譚だいや真っ当だと呼んで見に行く鳴子節。 伏して変わらぬ道理本質面に出したら大騒ぎ。
832815b58db9さんの感想
思っていた犯罪とは違う切り口で書いてあるのが興味深い。
bb689b33aa64さんの感想
極めて平凡な可憐で女性らしい女性のお話。2人だけの世界。
1dbde5ace62dさんの感想
男女の肉体関係の合理性は考慮されなければならない。
88652cfb9c1bさんの感想
スキャンダラスな事件に対し、恋愛感情や性癖、つまり人間というものの現実をまず肯定してとらえようとする、極めて真面目な、それでいてユーモラスな、いかにも安吾ですね。
58b872dfabb6さんの感想
純粋って怖いです。
b9a19fa07da5さんの感想
今そん女に会いたい。自由主義
めいこさんの感想
愛がある故に起こった事件。 ここで求められている、肉体関係の合理性は現代でもまだ理解されていないように思う。 阿部定がどのような生涯を送った人なのか、wikiを流し読みする程度で良いので知ってから読むと、より良く読めるだろうと思う。
ねこ大魔神さんの感想
お定さんの激しいまでの純愛を、 客観的に見つめた作品。 人を心のそこから愛することの意味が、この短い作品の中に凝縮されている。
4431d78e4085さんの感想
かわいらしい女性として阿部定を表現している。男の究極を求める男目線が 坂口氏を表現している。好きな文章だな。
nanchanさんの感想
この方の女性に対する肉体関係を物語る小説をもっと読んでみたい気がした。