青空文庫

「現代の詐術」の感想

現代の詐術

げんだいのさじゅつ

初出:「個性 第一巻第一号」思索社、1947(昭和22)年12月15日

坂口安吾31

書き出し

私は戦争まえまではヤミという言葉を知らなかった。知らないということは情ないことで、私の青年期はヨーロッパでは前大戦後の混乱をへて、どうやら立ち直りかけたころ、ニュースに文学にインフレや道徳の混乱はウンザリするほど扱われていたが、戦争と死、戦争と陰謀、そんなことは考えてみても、インフレとヤミ、戦争になると百姓がもうかる、小説でよんでもピンとこない。全然読まないと同様、素通りしていたようなものだ。文学

2024/07/13

03b707e8dc44さんの感想

この戦時の中世化という現象は、2020年以降の世界中で観察される。学者だとか専門家が如何に適当な人種か、カネで言動をする連中か、我々はコロナ禍で学んだ。これは認知戦という新たな戦争なのだという人もいる。安吾の時代よりかなり複雑怪奇な詐術が横行している。fakeニュースに踊らされ、大手メディアの洗脳からも脱するにはそうとうのリテラシーが求められる。 先日、エックスのDMがきて、日本に観光したいという外国人女性だった。しかし会話をしていくと、投資の話に引き込まれる。一ヶ月ほどからかってみたが、ふだんはふつうにフレンドリーな会話なのだ。そしてある日、忘れた頃に例のドル裁定取引の話。何でもAIが勝手に取引してくれ、稼いでくれるという。こういうのが現代の詐術であろう。

2020/10/09

yopparariさんの感想

前半は何を言いたいのか不明瞭だった。でも全部読むと、まあ確かにそうかもしれんな、と思えた。でもやっぱ書いたあとには1回ぐらい読み直した方が良いんじゃないかと思う。これ絶対締め切り日の朝に書いたでしょ。

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