にじねこのはなし
初出:「赤い鳥」1927(昭和2)年1月
書き出し
いつの頃か、あるところに一疋の猫がゐました。この猫はあたりまへの猫とはちがつた猫で、お伽の国から来たものでした。お伽の国の猫は毛色がまつたく別でした。まづその鼻の色は菫の色をしてゐます。それに目玉はあゐ、耳朶はうす青、前足はみどり、胴体は黄、うしろ足は橙色で、尾は赤です。ですから、ちやうど、虹のやうに七色をしたふしぎな猫でした。その虹猫は、いろ/\と、ふしぎな冒険をしました。次にお話するのはやつぱ…
8eb05d040692さんの感想
貿易風が寝ている雷様の足に躓く。こういうの好きです。
54609e12e7e7さんの感想
北極光 箒星 北風との結婚 雲の上の人々 真珠貝のお妃の空と海の結婚式も美しかっただろう