にじねことこだま
初出:「赤い鳥」1927(昭和2)年3月
書き出し
第一回の旅行をすまして、お家へ帰つた虹猫は、第二回の旅行にかゝりました。或日、れいのとほり、仕度をして、ぶらりと家を出て、どことはなしに、やつて行きますと、とうとう木精の国に来てしまひました。木精といふやつは面白い、愉快な妖精で、人に害をするやうなこともなく、たゞ鳥のやうに木にすまつてゐるのです。けれども鳥とちがつて、飛ぶことはできないのです。もつとも、鳥とはだいの仲よしで、鳥の言葉がよくわかりま…
8eb05d040692さんの感想
きれいな物語。虹猫と木精、タイトルからして美しい