青空文庫

「次郎物語」の感想

次郎物語

じろうものがたり

01 第一部

01 だいいちぶ

下村湖人406

書き出し

一お猿さん「癪にさわるったら、ありゃしない。」と、乳母のお浜が、台所の上り框に腰をかけながら言う。「全くさ。いくら気がきついたって、奥さんもあんまりだよ。まるで人情というものをふみつけにしているんだもの。」と、竈の前で、あばた面をほてらしながら、お糸婆さんが、能弁にあいづちをうつ。「お前たち、何を言っているんだよ。」と、その時、台所と茶の間を仕切る障子が、がらりと開いて、お民のかん高い声が、鋭く二

2021/05/01

0fe376093dc0さんの感想

自分が子供の頃感じていた事と次郎の気持ちが重なる事が多く、ついつい引き込まれて読んでしまいました。人間として成長するためのヒントが衒いも無くちりばめられています。今の物書きには真似の出来ない感性です。下村湖人の実直な人間性がにじみ出ている。気持ちがキレイな人は楽しめるのではないでしょうか。

2020/11/09

19双之川喜41さんの感想

 半世紀以上昔に読んだので 記憶が かなり薄れている。 昔の 乳母と実母の確執が 延々と 描かれており 辟易した。

2020/02/23

da038e1699cbさんの感想

子供のころテレビで見ていて、60年経っても忘れられないドラマです。池田秀一の演技が今も忘れられません。いまだにテーマソングを口ずさむこともあります。72歳になった今、活字で出会えた奇跡に感謝します。読んでいてきつい性格の母に叱られたことが思い出されました。

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