青空文庫

「風博士」の感想

風博士

かぜはかせ

初出:「青い馬 第二号」岩波書店、1931(昭和6)年6月1日

坂口安吾15

書き出し

諸君は、東京市某町某番地なる風博士の邸宅を御存じであろう乎?御存じない。それは大変残念である。そして諸君は偉大なる風博士を御存知であろうか?ない。嗚呼。では諸君は遺書だけが発見されて、偉大なる風博士自体は杳として紛失したことも御存知ないであろうか?ない。嗟乎。では諸君は僕が其筋の嫌疑のために並々ならぬ困難を感じていることも御存じあるまい。しかし警察は知っていたのである。そして其筋の計算に由れば、偉

2023/05/11

decc031a3fabさんの感想

風VS蛸。静かなる大怪獣を実況できる名誉に当たった彼は、実に名誉である。だがコレ、おっさん二人が意地を張り合うほど深い関係だった「仲の悪い友達」だった感じがするな。

2021/01/20

7fcbb497caeeさんの感想

ダジャレで親近感が湧いた。

2020/07/31

496b7f29770aさんの感想

読む人を選ぶ作品だと思う。個人的にはリズミカルで、憎き蛸博士を語る様子は読んでいて何とも言えない楽しさを感じてしまった。禿頭を連呼する作品は初めてで、衝撃を受けた。風博士の遺書の冒頭で禿頭!……さて、風博士は何処へ行かれたのか。屍体はないが、風になったのは間違いないらしい。禿頭がインフルエンザにおかされ風博士は満足したに相違ない。

2019/11/08

19双之川喜41さんの感想

 差別的な用語を 饒舌体にのせて繰り出し 世に出たのだから 思惑通りとなり  安吾は ほくそえんでいたのではなかろうか。 安吾を 誉めた人も 無茶振りをそうまでするかと 押し切られた ような 味気ない気には なったと 想像してしまう。

2019/10/05

ce75a6aa74e8さんの感想

テンポが良い。

2018/09/28

d1e922da2334さんの感想

天才。

2018/07/13

265448e7c926さんの感想

繰り返されるフレーズが気持ちよく、リズム感よくサクサク読める。内容もコミカルで軽い気持ちで読めるのが良い。ついつい定期的に読んでしまう中毒性がある。面白い作品だった。

2018/03/03

青鷺20180108.aさんの感想

読者に語りかける体の文体でリズムもよくて、ユーモアがあってとても面白かった。たまに入る、「嗚呼」がいいね

2018/02/02

gnosaさんの感想

ひょっとして駄洒落?

2017/10/28

dae691be37b1さんの感想

相変わらず分からなかった。

2016/08/06

62baeef42957さんの感想

この作品は、話の内容よりリズム感を楽しむ作品だと思います。 坂口安吾は、堕落論や白痴などの作品の方が有名ですが、 私は、風博士のような作品が好きです。 今作品の中でも風博士の遺書の内容が好きです。 鮹博士が、カツラだということを暴けなかったという理由で死ぬなんて...そんな馬鹿げている理由で... 遺書はあるのに、死体が見つからないという設定はミステリー小説と思いますが、最後の博士が死んだと決定付ける理由が鮹博士がインフルエンザにかかったと知って私は吹き出してしまいました。 とても、面白かったです。

2016/08/03

1f6faf0d060cさんの感想

つまらない。残念

2016/06/03

芦屋のまーちゃんさんの感想

頭の堅い文学者のお偉い先生方の評価は如何なものですか? ミシュランの三っ星レストランのような作品ではなく、雑多なハエが飛びかうようなタイの屋台料理のようなイメージなのだ!! 遺書ならば、例えば漱石の「こころ」 の先生のように重く暗いものでなければならない。少なくとも読者に笑いは無い。ところが、安吾のそれはどうだ?人を馬鹿にしたような笑いがある。遊び心がある。とても、遺書には見えない。死んではいない。 安吾は自ら「インチキ文学」と呼ぶが 現実世界の方がよっぽどインチキだ!

2016/03/12

5308235de68eさんの感想

面白いの一言につきる

2016/02/25

学のないJK2さんの感想

ウケる。 きわめて面白いのはオチ。センスの良さに感服せざるを得ない。 否否否、千辺否っていうのもかわいい。風博士のキャラもかわいい。ピレネーのバスコ(...だっけ?)のくだり面白かった。Banana!

2015/03/27

論武 寿朗さんの感想

坂口の中で一番好きな作品。面白可笑しくしながら、謎をくれる。そのうち謎は何回も何回も読み直すとなんとなく見えてくる。凄く短いのにとても面白く深い。 軽い気持ちで読み始められるしオススメだ。

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