青空文庫

「守宮」の感想

守宮

やもり

書き出し

私の二階の書斎は、二方硝子戸になっているが、その硝子戸の或る場所に、夜になると、一匹の守宮が出て来る。それが丁度、私の真正面に当る。硝子戸から二尺ばかり距てて机が据えてあり、机の上に電気スタンドが置かれているので、夜の光をしたしんで飛んでくる虫は、大抵、真正面の硝子戸に集り、その虫を捕獲に来る守宮も、随って、真正面のところに姿を現わすことになる。十センチほどの、年経た大きな守宮である。硝子戸の向側

2024/10/16

8eb05d040692さんの感想

今年の夏も守宮は部屋の窓に現れ虫を食べてた。守宮は家守、害虫を食ってくれる頼もしい奴です。

2021/05/16

496b7f29770aさんの感想

守宮への愛着を感じる。丑三つ時に出歩く時点で十分に何か出そうな恐ろしさを感じるが、あの部屋は明るい分だけ妙に怖いと感じてしまった。(あと、我が家にも守宮が現れて、鈍く居座るときが多々あるので共感した。止まっていると可愛いが、動くと爬虫類独特の気持ち悪さがある……)ここまで愛してくれるなら、何かあった際には、不思議と守ってくれそうな気がしました。

1 / 0