青空文庫

「悪夢」の感想

悪夢

あくむ

初出:「改造」1923(大正12)年8月

書き出し

私は時々、変梃な気持になることがある。脾肉の歎に堪えないと云ったような、むずむずした凶悪な風が、心の底から吹き起ってくることがある。先ず第一に、或る漠然とした息苦しさを覚える。何もかもつまらなくなる。会社の下っ端に雇われて、毎日午前九時から、午後四時まで、時には六時過ぎまで、無意味な数字を、算盤でひねくりまわしたり、帳簿に記入したり、そしてその間には、自分の用でもない電話をかけさせたり、ぺこぺこお

2020/11/09

19双之川喜41さんの感想

 サラリーマン生活の 味気なさは  被虐的な 生活に 甘んじて  心の奥底では楽しんでいるかのように見られないことも  ないと思うけど 未成年の売春婦の 頬を ひっぱたいたりして  今度は 加虐的な 本性を 表してしまう。 後味の悪い作ではあると感じた。

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