青空文庫

「海」の感想

うみ

太宰2

書き出し

東京の三鷹の家にいた頃は、毎日のように近所に爆弾が落ちて、私は死んだってかまわないが、しかしこの子の頭上に爆弾が落ちたら、この子はとうとう、海というものを一度も見ずに死んでしまうのだと思うと、つらい気がした。私は津軽平野のまんなかに生れたので、海を見ることがおそく、十歳くらいの時に、はじめて海を見たのである。そうして、その時の大興奮は、いまでも、私の最も貴重な思い出の一つになっているのである。この

2025/07/11

艚埜臚羇1941さんの感想

  一行が 目にしたのは 海なのか 川なのか 判然と しないけど 太宰は 我が子に 海を 見せて やりたかった。私が 初めて 海を 目にしたときは 打ち寄せる 波に 体を 取られて 波打ち際と 青空が 交互に 目に 映り 魂消たことは いまでも はっきり 覚えている。

2020/03/30

1d7957c98c00さんの感想

こういうとき、物凄く歯がゆい気持ちになる

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