『いぶせますじせんしゅう』こうき
書き出し
第一巻ことしの夏、私はすこしからだ具合いを悪くして寝たり起きたり、そのあいだ私の読書は、ほとんど井伏さんの著書に限られていた。筑摩書房の古田氏から、井伏さんの選集を編むことを頼まれていたからでもあったのだが、しかし、また、このような機会を利用して、私がほとんど二十五年間かわらずに敬愛しつづけて来た井伏鱒二と言う作家の作品全部を、あらためて読み直してみる事も、太宰という愚かな弟子の身の上にとって、た…
cbeb8d424306さんの感想
太宰治の文章は気取りがなく平易な言葉だが深みがあり読者を飽きさせない。全作品が読みたくなりました。