くすりゆびのまがり
書き出し
——これは、私が近比知りあった医学士のはなしであります——私の父と云うのは、私の家へ養子に来て、医師になったものでありまして、もとは小学校の教師をしておりました。其の当時は、医師に免許状を持たした時で、それまで医師をやっていた家へは、内務省からお情け免状をくれました。で、父は祖父が亡くなりますと、其のまま家業を継いで医師になりました。父が亡くなった時が七歳でしたから、連続した記憶はありませんが、そ…
青葉ずくさんの感想
読み終えた瞬間は面白く感じたが、感想を書こうと思ってみると、あまりに単純なお話でした。