青空文庫

「陣中日誌(遺稿)」の感想

陣中日誌(遺稿)

じんちゅうにっし(いこう)

附・戦線便り

ふ・せんせんだより

初出:「中央公論」1938(昭和13)年12月号

山中貞雄21
創作背景戦争描写死の受容芸術家描写回顧的憂鬱静謐

書き出し

遺書○陸軍歩兵伍長としてはこれ男子の本懐、申し置く事ナシ。○日本映画監督協会の一員として一言。「人情紙風船」が山中貞雄の遺作ではチトサビシイ。負け惜しみに非ず。○保険の金はそっくり井上金太郎氏にお渡しする事。○井上さんにはとことん迄御世話をかけて済まんと思います。僕のもろもろの借金を(P・C・Lからなるせからの払ッて下さい。)多分足りません。そこ、うまく胡麻化しといて戴きます。○万一余りましたら、

2019/06/03

8415d2c5f574さんの感想

従軍したての、まだ所謂『シャバっけ』が抜けていない頃はシナリオ風に書かれていて、現実を見ながら色々考えていらしたのが良くわかります。 検閲があり、手紙には詳細に現状を書くことが出来なかったでしょうし、書けない事で亡くなった原因となる病気になってしまったのは残念です。

2015/09/26

a5ac6a3c331fさんの感想

『遺稿と戦線便り』本来なら 読むのが辛いはずですが 読むものにユーモアと、未来への可能性を 与えてくれます。 戦地で病気になり 心身ともに弱っているはずなのに 生きることへの息吹、映画を作りたいという情熱が 素人の私にも、じわじわと伝わってきます。

2015/09/25

da13e6f2e1baさんの感想

時代を感じる作品

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