青空文庫

「回覧板への注文」の感想

回覧板への注文

かいらんばんへのちゅうもん

初出:「都新聞」1940(昭和15)年12月3日号

文学不信日常の非日常社会批評分析的軽妙

書き出し

私のところは、割におうようなので、些細なことで何や彼と廻してくるようなことはありません。ただ、その表現がなかなか整理されず——つまりは、皆の人によくのみこませようとするのでしょうが、重複したりして煩わしいものがあります。一番関心を持たせられるのは、お役所などから廻ってくる印刷物に相当ムダがあって例えば“祝い終った、さあ働こう”など、全く言わでものことではないかと思います、まるで“朝になった、さあお

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