青空文庫

「わかれ道」の感想

わかれ道

わかれみち

樋口一葉18
下層階級の描写家族不和自己認識叙情的孤絶

書き出し

上お京さん居ますかと窓の戸の外に來て、こと/\と羽目を敲く音のするに、誰れだえ、もう寐て仕舞つたから明日來てお呉れと嘘を言へば、寐たつて宜いやね、起きて明けてお呉んなさい、傘屋の吉だよ、己れだよと少し高く言へば、嫌な子だね此樣な遲くに何を言ひに來たか、又お餅のおねだりか、と笑つて、今あけるよ少時辛棒おしと言ひながら、仕立かけの縫物に針どめして立つは年頃二十餘りの意氣な女、多い髮の毛を忙しい折からと

2025/07/20

艚埜臚羇1941さんの感想

   あたかも 実の 姐の ように 慕われている 縫い物で 身を たてている お京は やむなく 妾奉公に 出ざるを えなくなる。親しくしている 吉は 前に 角兵衛の 獅子を していたけど 今は 傘屋の 油引きを している。のぞまぬ 突然なる 別れが 美しく 丁寧な 文章で 綴られている。 情感にみちた 別離の 有様は 読み手の 胸を刺すと 感じた。

2025/07/07

鍋焼きうどんさんの感想

若い男女の会話。日常と別れ。運命に逆らわない女と感情任せの男のベクトルが交錯する。自由無き女の時代。

2024/01/31

95657acce5cfさんの感想

話が、途中で終了した感じでまだ後があるように思え、本当に、これで終わりなのかなと感じた。 読みやすく、分かり易いので尚残念に、思う。

2017/06/21

b9ef941530ccさんの感想

樋口一葉のわかれ道は、水戸黄門の時代劇の台詞風の文章。古文スタイルとは行かないが、明治版時代劇の原稿みたいなもの。読んでいても、これと言ったものはない。内容もつまらない。

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