青空文庫

「蛙」の感想

かえる

古典の翻案知性と感性の対立風刺的不条理静謐

書き出し

自分の今寝ころんでゐる側に、古い池があつて、そこに蛙が沢山ゐる。池のまはりには、一面に芦や蒲が茂つてゐる。その芦や蒲の向うには、背の高い白楊の並木が、品よく風に戦いでゐる。その又向うには、静な夏の空があつて、そこには何時も細い、硝子のかけのやうな雲が光つてゐる。さうしてそれらが皆、実際よりも遙に美しく、池の水に映つてゐる。蛙はその池の中で、永い一日を飽きず、ころろ、かららと鳴きくらしてゐる。ちよい

2023/05/29

鍋焼きうどんさんの感想

蛙は蛇に喰われるが、それが自分だと自覚しないところが愚か。

1 / 0