青空文庫

「蒐書」の感想

蒐書

しゅうしょ

作家の日常文学不信自己認識分析的回顧的軽妙

書き出し

元来僕は何ごとにも執着の乏しい性質である。就中蒐集と云ふことには小学校に通つてゐた頃、昆虫の標本を集めた以外に未嘗熱中したことはない。従つてマツチの商標は勿論、油壺でも、看板でも、乃至古今の名家の書画でも必死に集めてゐる諸君子には敬意に近いものを感じてゐる。時には多少の嫌悪を交へた驚嘆に近いものを感じてゐる。書籍も亦例外ではない。僕も亦商売がら多少の書籍をも蔵してゐる。が、それも集めたのではない。

2022/11/03

鍋焼きうどんさんの感想

中国の伝奇を蒐めていそうなイメージだったけど。

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