にゅうしゃのじ
書き出し
予は過去二年間、海軍機関学校で英語を教へた。この二年間は、予にとつて、決して不快な二年間ではない。何故と云へば予は従来、公務の余暇を以て創作に従事し得る——或は創作の余暇を以て公務に従事し得る恩典に浴してゐたからである。予の寡聞を以てしても、甲教師は超人哲学の紹介を試みたが為に、文部当局の忌諱に触れたとか聞いた。乙教師は恋愛問題の創作に耽つたが為に、陸軍当局の譴責を蒙つたさうである。それらの諸先生…
文士の生活
身辺打明けの記
正岡子規
鍋焼きうどんさんの感想
恩義に報いたような文章にはなっていないな。