青空文庫

「菊 食物としての」の感想

菊 食物としての

きく しょくもつとしての

古典の翻案学問的考察自然と人間の冥通叙情的懐古軽妙

書き出し

菊の季節になつた。其のすが/\しい花の香や、しをらしい花の姿、枝ぶり、葉の色、いづれか人の心持ちを美しい世界に誘はぬものはない。然し取訳菊つくりの菊には俗趣の厭ふべき匂が有ることもある。特に此頃流行の何玉何々玉といふ類、まるで薬玉かなんぞのやうなのは、欧羅巴から出戻りの種で、余り好い感じがしないが、何でも新しいもの好きの人々の中には八九年来此のダリヤ臭い菊がもて囃される。濃艶だからであらう。けれど

2025/08/11

艚埜臚羇1941さんの感想

  我が国では 菊花は 菊人形に 仕立てられたり 酢の物に 調理されたりで 見られたり 食されたりして 大活躍している。菊の 花びらの 酢の物は 口の中で もそもそとして 食べ慣れるまで かなり 時間が かかってしまうと いうひとも いる。菊花の契りに 想いを 馳せたりして 酢の物を いただくのも 風流なる 嗜みで あろう。

2016/07/15

鳥谷さんの感想

短いので読みやすい 当時の菊と今の物では多少違ってくるだろうけれど、お浸しなどにするのは、変わってないのだなと。あと、野菜よろしく味の良し悪しが見た目でわかるのか、とも 個人としては、口の中なかがモサモサするので、菊はそこまで好きではないです

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