青空文庫

「天狗塚」の感想

天狗塚

てんぐづか

横瀬夜雨16
懐古歴史的人物の描写歴史的背景厳粛回顧的

書き出し

血盟團、五・一五事件の公判の初められようとする頃、筑波天狗黨の遺族は山上に集まつて七十年祭を擧行した。警察がやかましかつたので、來會者は四十人に過ぎず、天狗塚はいくつあるだらうといふ話が出た。當時囚へられた天狗は、例外なしに各部落の馬捨場で首を刎ねられてゐる。正五位飯田軍造、天狗軍中強豪を以て聞えた木戸の軍造も、下妻の町外れで死骸を張付にかけられ、馬骨とおなじ穴に埋められてゐる。押借と放火と殺傷と

2024/11/20

13ff46d9fdc5さんの感想

いや、なかなかな臨場感です。

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