青空文庫

「辻馬車」の感想

辻馬車

つじばしゃ

鴎外14
下宿生活恋愛観の相対化異国情緒自己認識分析的回顧的軽妙

書き出し

この対話に出づる人物は貴夫人男の二人なり。作者が女とも女子とも云わずして、貴夫人と云うは、その人の性を指すと同時に、齢をも指せるなり。この貴夫人と云う詞は、女の生涯のうちある五年間を指すに定れり。男をば単に男と記す。その人いわゆる男盛りと云う年になりたれば。貴夫人。なんだかもう百年くらいお目に懸からないようでございますね。男。ええ。そんなに御疎遠になったのを残念に思うことは、わたくしの方が一番ひど

2026/01/31

艚埜臚羇1941さんの感想

  憎からず 思っている かもしれない ご夫人を 馬車で エスコート するには 一頭曳きが よいか 二頭曳きが 良いかについて 延々と 述べられる。ユーモア小説 という わけでも ないけど 読んでいると 脱力感に 襲われたような 妙な 気になる。なるべく 頭数が 多い 方が 好ましい らしい ことも 書いては ある。

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