青空文庫

「少年の悲哀」の感想

少年の悲哀

こどものかなしみ

下層階級の描写少年の日常静謐叙情的

書き出し

少年の歓喜が詩であるならば、少年の悲哀もまた詩である。自然の心に宿る歓喜にしてもし歌うべくんば、自然の心にささやく悲哀もまた歌うべきであろう。ともかく、僕は僕の少年の時の悲哀の一ツを語ってみようと思うのである。(と一人の男が話しだした。)※僕は八つの時から十五の時まで叔父の家で育ったので、そのころ、僕の父母は東京にいられたのである。叔父の家はその土地の豪家で、山林田畑をたくさん持って、家に使う男女

2023/03/18

94d35c46dcf7さんの感想

独歩の文章の美しさが、短編のこの小説に独自の美しさを与えていると思う。 物語の幻想的な展開の面白さとひとのおもいの熱さとがあいまって1つにまとまり、光を放っている眩しい小説だと思った。

2022/05/07

阿波のケンさんさんの感想

年上の女は別れた弟と我が身の行末を思い涙に暮れる。少年はそれを思いながら春の夜の夢心地に思う。乗る小舟が哀れを誘う。

1 / 0