青空文庫

「山姑の怪」の感想

山姑の怪

やまうばのかい

書き出し

甚九郎は店に坐っていた。この麹町の裏店に住む独身者は、近郷近在へ出て小間物の行商をやるのが本職で、疲労れた時とか天気の悪い日とかでないと店の戸は開けなかった。それは春の夕方であった。別に客もないので甚九郎は煙管をくわえたなりで、うとうととしていると何か重くるしい物音がした。店の上框へ腰をかけた壮い女の黒い髪と背が見えた。甚九郎は何も云わずに店頭に坐り込んだ女の横顔を眼を円くして見詰めた。女は前屈み

2021/09/04

bc43847ac151さんの感想

最初どうなるかと思ったが、最後は恐ろしかった。

2019/10/24

19双之川喜41さんの感想

 ゆきずりの女を  女房にしてしまったので  嫌気がさしても  なかなか うまい具合に  追い出せない と いう 筋立ては  全く ないわけではなく 男の奮闘ぶりは ある意味感心させられる。 起伏に富んだ 作り というわけではないと思った。

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