青空文庫

「正義の花の環」の感想

正義の花の環

せいぎのはなのわ

一九四八年のメーデー

せんきゅうひゃくよんじゅうはちねんのメーデー

初出:「働く婦人」1948(昭和23)年5月号

労働者の苦悩政治的葛藤歴史的背景社会批評分析的憂鬱緊迫

書き出し

三度めのメーデーが来る。ことしのメーデーはどんなメーデーになるだろう。お天気のよい日であることをのぞみたのしいメーデーの歌と行進とを期待する。去年は職場職場でなかなか趣向のこったプラカードや飾りものをもち出した。ブラス・バンドが先に立って行進した組合もあった。ことしのメーデーに自立合唱団や劇団はどんな自分たちの催しものを、全勤労者のメーデーの賑わいに交える計画だろう。日本でもメーデーには勤労階級が

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