青空文庫

「氷河期の怪人」の感想

氷河期の怪人

ひょうがきのかいじん

海野十三19
SF的想像力少年の日常旅の情景緊迫静謐

書き出し

ヒマラヤ越えこのふしぎな物語は旅客機ヤヨイ号が、ヒマラヤ山脈中に不時着した(?)事件から、はしなくも、くりひろげられる。このヤヨイ号には、ある特別な用事をおびて、ヨーロッパへわたる特使団の一行がのっていた。道彦少年も、その中に加わっていた。彼は、団長木谷博士の小さい秘書だった。世界地図をひろげてみるとわかるが、日本からヨーロッパへとぶには、どうしても、ヒマラヤ山脈にぶつかるのであった。ヤヨイ号は、

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