青空文庫

「太郎と街」の感想

太郎と街

たろうとまち

少年の日常自我の葛藤都市の異化叙情的孤絶軽妙

書き出し

秋は洗ひたての敷布の樣に快かつた。太郎は第一の街で夏服を質に入れ、第二の街で牛肉を食つた。微醉して街の上へ出ると正午のドンが鳴つた。それを振り出しに第三第四の街を歩いた。飛行機が空を飛んでゐた。新鮮な八百屋があつた。魚屋があつた。花屋があつた。菊の匂ひは街へ溢れて來た。呉服屋があつた。菓子屋があつた。和洋煙草屋があり、罐詰屋があつた。街は美しく、太郎の胸はわくわくした。眼は眼で樂しんだ。耳は耳で樂

2025/04/16

猫のにゃんたろうさんの感想

生き生きとした町の風景描写。知らない街に入ってからの宵の風景。

2024/04/24

19双之川喜41さんの感想

 太郎は 自らに 巨大な眼-脚を 願望した。体が へたばる迄 歩き回った末に 下宿に戻って 湧いてきた 思想どもを 一匹宛て 出してきて 一匹宛て 演舌(ぜつ)させようと云う。丁寧なる 取材散歩の ような 見立てかなとも 想った。

2019/07/25

7dee3bbe8107さんの感想

生き生きとした街の描写

2018/10/28

いちにいさんの感想

書けぬ!

2015/11/14

イリュージョン亭チェリスさんの感想

ウキウキがリズムになって現れる街の景色。

2015/08/21

イリュージョン亭チェリスさんの感想

太郎の目に入ってくる街の景色が、実に簡潔でリズムがよく、ワクワクしてくる。ただ、どこか不思議な雰囲気を持つ作品だ。

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