青空文庫

「電報」の感想

電報

でんぽう

黒島伝治17
家族不和教育・学習社会疎外農村の生活孤絶憂鬱

書き出し

一源作の息子が市の中学校の入学試験を受けに行っているという噂が、村中にひろまった。源作は、村の貧しい、等級割一戸前も持っていない自作農だった。地主や、醤油屋の坊っちゃん達なら、東京の大学へ入っても、当然で、何も珍らしいことはない。噂の種にもならないのだが、ドン百姓の源作が、息子を、市の学校へやると云うことが、村の人々の好奇心をそゝった。源作の嚊の、おきのは、隣家へ風呂を貰いに行ったり、念仏に参った

2021/05/08

d48935cd5346さんの感想

大正時代になっても封建的な身分社会が続いていたとは

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