青空文庫

「禁酒の心」の感想

禁酒の心

きんしゅのこころ

初出:「現代文学」1943(昭和18)年1月

太宰10
下層階級の描写文学不信文明開化社会疎外不条理憂鬱鬱屈

書き出し

私は禁酒をしようと思っている。このごろの酒は、ひどく人間を卑屈にするようである。昔は、これに依って所謂浩然之気を養ったものだそうであるが、今は、ただ精神をあさはかにするばかりである。近来私は酒を憎むこと極度である。いやしくも、なすあるところの人物は、今日此際、断じて酒杯を粉砕すべきである。日頃酒を好む者、いかにその精神、吝嗇卑小になりつつあるか、一升の配給酒の瓶に十五等分の目盛を附し、毎日、きっち

2023/06/16

cbeb8d424306さんの感想

戦中の物資不足にあってお酒好き の悲哀がとくとくと吐露され、状況が目に浮かぶようです。酒にまつわる作品はたくさんありますが、ふと思うのですがお国がらや宗教的なことからお酒をたしなまない人達はどんな作品を書いておられるのか少し気になります。

2019/11/06

19双之川喜41さんの感想

 只酒にありつけるなら どんな遠くの通夜にも出向く ご仁がいた。 酒は 税収のもとなので 国に寄与するところが 無いわけでない。 アル中の治療は これまた税金なので マッチポンプの極みであろうと思った。

2018/08/21

いちにいさんの感想

酒は酔っ払った翌日は「もう酒止めよう!」と誓うものだ。何度誓ったか! タバコは止めれた。しかし、酒は止めれない。止めようと本気で思ってない。タバコは「一害あって一利なし」というが酒は「百薬之長」などと甘い言葉があるからかも知れない。 酒飲みは吝嗇になる、というが他人にに「飲め飲め」とやたら薦める輩がいるのも事実だ。逆に一人ちびちび飲んでる方が幸せだ。他人を巻き込むな!と言いたい。

2018/05/09

8eac3b99b878さんの感想

アルコールに飲まれるって今も昔も駄目ですね・・・

2018/03/09

青鷺さんの感想

茶柱の立ったウイスキー(焼酎の番茶割り)も、それなりに美味しそうだけどね。 (22)

2017/01/07

休日さんの感想

この様な時代もあったのかと思い馳せながら飲む酒も、中々に良い

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