青空文庫

「蓄音機」の感想

蓄音機

ちくおんき

初出:「東京朝日」1922(大正11)年4月

寺田寅彦31
作家の日常文明開化歴史的背景分析的回顧的懐古

書き出し

エジソンの蓄音機の発明が登録されたのは一八七七年でちょうど西南戦争の年であった。太平洋を隔てて起こったこの二つの出来事にはなんの関係もないようなものの、わが国の文化発達の歴史を西洋のと引き合わせてみる時の一つの目標にはなる。のみならず少なくとも私にはこの偶然の合致が何事かを暗示する象徴のようにも思われる。エジソンの最初の蓄音機は、音のために生じた膜の振動を、円筒の上にらせん形に刻んだみぞに張り渡し

2021/01/02

19双之川喜41さんの感想

 もはや 読める人も  書ける人も  意味が分かる人も  絶滅少数 種となってしまった。 チコンキと 発音していたように おぼろげながら 思い出す。 露店の客寄せに  蓄音機が使われ  ただで聞かれるといけないので  音を ゴム管で分配して  聞くようにしていた とは 知らなかった。

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