青空文庫

「病院の夜明けの物音」の感想

病院の夜明けの物音

びょういんのよあけのものおと

初出:「渋柿」1920(大正9)年3月

内省病中苦悩静謐叙情的寂寥

書き出し

朝早く目がさめるともうなかなか二度とは寝つかれない。この病院の夜はあまりに静かである。二つの時計——その一つは小形の置き時計で、右側の壁にくっつけた戸棚の上にある、もう一つは懐中時計でベットの頭の手すりにつるしてある——この二つの時計の秒を刻む音と、足もとのほうから聞こえて来る付添看護婦の静かな寝息のほかには何もない。ただあまりに静かな時に自分の頭の中に聞こえる不思議な雑音や、枕に押しつけた耳に響

2024/09/28

8eb05d040692さんの感想

切り抜かれた風景、捉え方や感情の変化する。通り慣れた道が急に不気味になったりとか…

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