いしたい
初出:「探偵クラブ」1933(昭和8)年1月
書き出し
どこかの公園のベンチである。眼の前には一条の噴水が、夕暮の青空高く高くあがっては落ち、あがっては落ちしている。その噴水の音を聞きながら、私は二三枚の夕刊を拡げ散らしている。そうして、どの新聞を見ても、私が探している記事が見当らないことがわかると、私はニッタリと冷笑しながら、ゴシャゴシャに重ねて押し丸めた。私が探している記事というのは今から一箇月ばかり前、郊外の或る空家の中で、私に絞め殺された可哀相…
微笑
悪獣篇
二つの手紙
94d84edef989さんの感想
怖い!短いながらもどんでん返しを詰め込める夢野久作の凄腕も怖い。
8m2i2z1さんの感想
普通に怖かった。