青空文庫

「八十八夜」の感想

八十八夜

はちじゅうはちや

初出:「新潮」1939(昭和14)年8月

太宰36
下層階級の描写社会疎外自己認識孤絶鬱屈

書き出し

諦めよ、わが心、獣の眠りを眠れかし。(C・B)笠井一さんは、作家である。ひどく貧乏である。このごろ、ずいぶん努力して通俗小説を書いている。けれども、ちっとも、ゆたかにならない。くるしい。もがきあがいて、そのうちに、呆けてしまった。いまは、何も、わからない。いや、笠井さんの場合、何もわからないと、そう言ってしまっても、ウソなのである。ひとつ、わかっている。一寸さきは闇だということだけが、わかっている

2025/12/28

8a0fe3e3ef72さんの感想

文体が自由で面白い。登場人物が無様で、落ち着きがなくて、格好悪くて、どうしてかこっちの気持ちが楽になる。自分もこれでいいんだと思える。

2025/08/02

艚埜臚羇1941さんの感想

  そこそこ 生活は できてる 生業は 作家の 男が 信州の 上諏訪に 湯治の ようなものに 中央本線で 出かける。なにか たくらみが ある 完成度の 高い 文章と いうわけ でも なく 書き手の 小銭 稼ぎの 読み手の 眼が 疲れるだけの 時間 つぶしで あると 感じた。

2021/09/03

a8db2911cb75さんの感想

笠井さんの当初の目的は果たせたという事だろうか。

2019/06/25

ryu1104さんの感想

気の弱く器の小さい主人公が自分と重なりサクサクと読めてしまった。最後はハッピーエンドと受け取って良いのだろうか。

2019/06/25

5e9c47c11b5fさんの感想

気にしすぎ?

2018/02/07

ec538f32331eさんの感想

最近太宰を読み始めた。ナイーブ、酒好き、女好き、甘えん坊、自惚れ屋でありながら自信がない。優しい。ひたすら優しい。これ読んで、増々太宰が好きになった。

2017/05/07

5e2f8f9b599fさんの感想

ある種、ハッピーエンドと受けとることができる終わりだった。

2016/11/10

時雨桜さんの感想

ずーっと鬱なテンポが続くお話でした。なんだか句読点が多くて少し読み辛いなーと思ったのですが 主人公の精神が段々崩れていくような様を言葉で表現しているのかと思うと 作者は表現者で素晴らしいと思いました!d=(*^o^*)=bグッ

2016/10/02

77bae0f32e0fさんの感想

情けなさの美学?太宰治的でした。

2016/03/31

57aa6bf707b5さんの感想

馬鹿で意地っ張り、とても気が小さい男の思考なんだが、何故かそのまっずくな感情に何故か共感してしまう。

2016/03/12

478edb459372さんの感想

馬鹿な男。けれども男はこうでなくちゃとも思わされる。好きです。

2015/11/06

8e870c96c52aさんの感想

この流れでハッピーエンドになるとは思いませんでした。よかったよかった。

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