青空文庫

「あひると猿」の感想

あひると猿

あひるとさる

初出:「文学」1934(昭和9)年12月

寺田寅彦14
日常の非日常自然観察郷愁叙情的懐古静謐

書き出し

去年の夏信州沓掛駅に近い湯川の上流に沿うた谷あいの星野温泉に前後二回合わせて二週間ばかりを全く日常生活の煩いから免れて閑静に暮らしたのが、健康にも精神にも目に見えてよい効果があったように思われるので、ことしの夏も奮発して出かけて行った。去年と同じ家のベランダに出て、軒にかぶさる厚朴の広葉を見上げ、屋前に広がる池の静かな水面を見おろしたときに、去年の夏の記憶がほんの二三日前のことであったようによみが

2025/07/23

艚埜臚羇1941さんの感想

  長野県の 星野温泉や 小諸の 懐古園を 散策中に 見聞きしたことを 記している。静かに 遊泳していた 水鳥が 突如として 潜水後 他の群れに 突進して 急きょ 浮上して 喧嘩を 吹っかける 場面には 笑った。なにに はらを たてたのか 水鳥に 聞いて見ても わからない かもしれない。また 猿ときたら 下肢が 不自由そうで 逆立ちして 歩いていたという。煙草を 嗜む 喫煙猿も 見かけたという。猿は あまり 自らの 健康に 気をつけて ないようでもあると 感じた。  

2024/08/17

8eb05d040692さんの感想

温泉に泊まり動物をのんびり見物、良い旅だと思った

2021/08/24

bc43847ac151さんの感想

猿や鳥の様子が作者独自の目線で描かれていて面白かった。

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