青空文庫

「イズムの功過」の感想

イズムの功過

イズムのこうか

思想と実生活文学批評自己認識芸術論分析的厳粛

書き出し

大抵のイズムとか主義とかいうものは無数の事実を几帳面な男が束にして頭の抽出へ入れやすいように拵えてくれたものである。一纏めにきちりと片付いている代りには、出すのが臆劫になったり、解くのに手数がかかったりするので、いざという場合には間に合わない事が多い。大抵のイズムはこの点において、実生活上の行為を直接に支配するために作られたる指南車というよりは、吾人の知識欲を充たすための統一函である。文章ではなく

2019/10/24

19双之川喜41さんの感想

 漱石は 主義というものは 束ねる▫函にいれるという意味で 効用はないわけではないとする。 自然主義を 大上段に振りかぶって 立ち向かうのではなく 一部分を固く把持し 主義を認めるに至らせるのが得策という。

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