青空文庫

「汚ない家」の感想

汚ない家

きたないいえ

下宿生活創作背景芸術家描写虚構と真実分析的回顧的孤絶

書き出し

汚ない家横光利一地震以後家に困つた。崩れた自家へ二ヶ月程して行つてみたら、誰れだか知らない人が這入つてゐた。表札はもとの儘だ。其からある露路裏の洋服屋の汚い二階を借りた。それも一室より借れなかつた。ある日菊池師が朝早く一人でひよこつと僕の家へ来られた。二三週間した日、師は、「君の家を書いた。」と云はれた。「どこです。」と訊ねると、中央公論とのこと。公論を見ると「震災余譚」と云ふ戯曲が出てゐて、舞台

2025/08/03

艚埜臚羇1941さんの感想

  薄い 紙の 壁なので 隣家の 筒抜けの 物音に驚く。いびきが 聞こえて来ると こちらの 母親の いびきなのかは 暫く 考えないと わからない。襤褸家を おとづれた 編集者達を 驚かせたので なんとかするきは あったようだ。汚家を 題材に 脚本を 書いたのは 菊池か。 

2023/07/26

adcc46fad428さんの感想

渦巻く洋画のようであり眼前に差し迫るグワァッとした焦燥感と吐きそうな予感の胸の内が最高

2018/09/18

いちにいさんの感想

encumbranceが分からなかった。重荷で良いのか? 良心は妻よりも高価な重荷 で良いのか? 少し前に読んだ 頭と腹がどうのこうのというやつ (変なタイトルのやつ) 横光がプロレタリア文学者であれば 頭=労働者 腹=資本家 なのか? 皆、信じて、資本家に騙されるという意図か? ふと、今思い出した。

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