青空文庫

「幽霊と推進機」の感想

幽霊と推進機

ゆうれいとスクリュウ

夢野久作33
下層階級の描写怪奇異国情緒鬱屈

書き出し

元の日活会社長S・M氏といったら、その方面の古い関係者は大抵知っているであろう。娑婆の波風の中でも一番荒い処を渡って来た人で、現在は香港に居住して日本人の父M翁と呼ばれている。左記は同氏が、筆者に書いてくれないかと云って話した怪談の体験である。かなり古い出来事ではあるが、純然たる実際家肌の同氏が真剣になって話す態度を見ていると事実としか思えない。細かい部分は筆者から質問したものであるが、多少の記憶

2021/03/05

ひまわりさんの感想

海洋奇譚、それだけで怖さが倍増する。 本当に幽霊なのか、錯乱から来る幻覚なのか、そもそも幽霊自体が幻覚なのではないだろうか。色々な解釈ができておもしろい。話の内容は暗いけど、、、。

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