青空文庫

「赤い貨車」の感想

赤い貨車

あかいかしゃ

初出:「改造」1928(昭和3)年11月号

季節の移ろい孤絶歴史的背景叙情的静謐

書き出し

一そこは広い野原で、かなたに堤防が見えた。堤防のかなたに川があるのではなく、やはり野原で、轍の跡が深く泥濘にくいこんだ田舎道が、堤防の橋の下をくぐったさきにつづいて見えた。工事のはじめから堤防は大きな空の下で弓なりに野をはい、多分愉快な自動車道にでもなるわけらしかった。革命の時、工事が中止された。それ以来いつになっても働く人間の姿は見えず、ある個所は橋をかけるように堤防と堤防とをきりはなしたまま、

2015/08/20

7f4a0e1743b9さんの感想

階級の多い社会主義…。

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