青空文庫

「心の王者」の感想

心の王者

こころのおうじゃ

初出:「三田新聞 第四百二十八号」1940(昭和15)年1月25日

太宰6

書き出し

先日、三田の、小さい学生さんが二人、私の家に参りました。私は生憎加減が悪くて寝ていたのですが、ちょっとで済む御話でしたら、と断って床から抜け出し、どてらの上に羽織を羽織って、面会いたしました。お二人とも、なかなかに行儀がよろしく、しかもさっさと要談をすまし、たちどころに引上げました。つまり、この新聞に随筆を書けという要談であったわけです。私から見ると、いずれも十六七くらいにしか見えない温厚な少年で

2025/05/16

8eb05d040692さんの感想

学生は学生らしく、と言うことかな。勉強をしろと言わないところが太宰 治らしくて良い。

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