ぬえ
書き出し
一ある時天子さまがたいそう重い不思議な病におかかりになりました。なんでも夜中すぎになると、天子さまのおやすみになる紫宸殿のお屋根の上になんとも知れない気味の悪い声で鳴くものがあります。その声をお聞きになると、天子さまはおひきつけになって、もうそれからは一晩じゅうひどいお熱が出て、おやすみになることができなくなりました。そういうことが三日四日とつづくうち、天子さまのお体は目に見えて弱って、御食事もろ…
8eb05d040692さんの感想
文武両道に秀でていたけど、出世したのは文ですね。