青空文庫

「新世帯」の感想

新世帯

あらじょたい

徳田秋声117
下層階級の描写家族不和社会疎外貧困分析的回顧的静謐

書き出し

一新吉がお作を迎えたのは、新吉が二十五、お作が二十の時、今からちょうど四年前の冬であった。十四の時豪商の立志伝や何かで、少年の過敏な頭脳を刺戟され、東京へ飛び出してから十一年間、新川の酒問屋で、傍目もふらず滅茶苦茶に働いた。表町で小さい家を借りて、酒に醤油、薪に炭、塩などの新店を出した時も、飯喰う隙が惜しいくらい、クルクルと働き詰めでいた。始終襷がけの足袋跣のままで、店頭に腰かけて、モクモクと気忙

2016/12/24

5ff84f0b0f44さんの感想

所帯をもつことについて、少し考えさせられる作品。 男にとって女が必ずしも癒しになるわけではなく、女にとって結婚が幸せになるものでもない…という現実を絶妙に表現されていた。 ハッピーエンドではなく、そのまま現実が続いていく終わりに、読後は軽く茫然としてしまった。

2015/08/04

7f4a0e1743b9さんの感想

ちょっと重い感じがしました。

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