青空文庫

「知と疑い」の感想

知と疑い

ちとうたがい

学問的考察芸術論虚構と真実分析的学術的

書き出し

物理学は他の科学と同様に知の学であって同時にまた疑いの学である。疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う。暗夜に燭をとって歩む一歩を進むれば明は一歩を進め暗もまた一歩を進める。しかして暗は無限大であって明は有限である。暗はいっさいであって明は微分である。悲観する人はここに至って自棄する。微分を知っていっさいを知らざれば知るもなんのかいあらんやと言って学問をあざけり学者をののしる。人間とは一つの微分である

2020/04/01

97734da3051cさんの感想

自然科学に限らず、全ての科学する心に不可欠な視座を教える名文。子供の頃に読まなかったことを悔やみます。無知の知をもって、この世の全ての既知を疑え。

2017/10/17

f256c3b4ffbaさんの感想

子供の時にあるはげしいまでの好奇心を思い起こした。 あれに通ずるものがあるのではなかろうか。面白かった

2017/02/23

芦屋のまーちゃんさんの感想

知識を持って疑う、デカルト的に! ならば、寅彦よ! 「知と疑い」そのものを疑っても良いのか?否、疑わなくてはならないのか? ならば、寅彦よ! 「無知と盲信」を主張しよう。 知識のない貧しき者達は神さまのみを信じよ! 世界に布教された宗教の本質はそれではないのか! 神の存在を科学的に証明できない物理学者でも神社に行くのか? 甚だ疑わしいのだよ! 寅彦よ!

2016/06/17

1dbde5ace62dさんの感想

微分がわからん。

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