さいしょせい
書き出し
崔は長安の永楽里という処に住んでいた。博陵の生れで渭南に別荘を持っていた。貞元年中のこと、清明の時分、渭南の別荘へ帰って往ったが、ある日、昭応という処まで往くと陽が暮れてしまった。崔は驚いて馬をいそがした。そこは松や柏の茂った林の下で、まだ空の方は明るかったが、林の中はうっすらと暮れていた。と、見ると、すぐむこうの方に一人の綺麗に着飾った若い女が立っていた。崔の馬が進んで往くと、女はびっくりしたよ…
断橋奇聞
狐憑
煙草と悪魔
小猿さんの感想
男に声をかけてくる絶世の美女やその連れは、怪しい。そう思うことにしよう。
652a80165a76さんの感想
既に亡い美女と遊び暮らす話が中国古典には多いね。