おうごんのまくら
書き出し
辛道度は漂泊の旅を続けていた。着物は薄く懐中は無一物で、食物をくれる同情者のない時には水を飲んで餓えを凌ぎ、宿を貸してくれる処がなければ、木の葉を敷いて野宿をした。そうした窮乏の中にあっても、彼は決して気を腐らさなかった。彼の前途には華やかな着物を着た幸福が見えていた。要するに彼は若かった。雍州城の西門から五里ぐらい北の方へ往った。侘しい夕方であった。道度はその日も朝から水以外に何も口にしていない…
断橋奇聞
煙草と悪魔
クサンチス
阿波のケンさんさんの感想
中国での話だが主人公の道度が期せずしてお宝を手にする話だが良い行いをしたでもなく何の意味があるのだろうか?
652a80165a76さんの感想
死人と夫婦として交わったのね。