青空文庫

「槍ヶ岳第三回登山」の感想

槍ヶ岳第三回登山

やりがたけだいさんかいとざん

小島烏水13
旅の情景自然と人間の冥通身体描写叙情的静謐

書き出し

雨で閉じこめられた、赤沢小舎の一夜が明ける。前の日、常念岳から二の股を下りて、私たちの一行より早く、この小舎に着いていられた冠君は、今朝も早く仕度を済まされ、「お先へ」と言って、人夫どもを連れて出て行かれる、「若い衆天幕取れやい」と嘉門次の号令がかかる、天幕を組み立てた糸がスルスルと手繰られて、雫のポタポタする重い油紙が、跪まずくように岩盤の上に折り重なる、飯を炊いだあとの煙が、赤樺の梢を絡んで、

2026/01/05

c5df31c19647さんの感想

現在の装備を持ってしても槍ヶ岳登山ってけっこう危険な気がするけど、当時の装備で三度の登頂… 凄いね。

2021/09/01

bc43847ac151さんの感想

山岳を登る様子が克明に記録されていてわかりやすい。

2019/10/26

19双之川喜41さんの感想

 「一本たてる」とは 背負い梯子に 息杖を添えて 立ったまま 休むことだそうである。 歩度測量計なるものを 無くすが 後日 拾ってくれた人がいた。 鳥水ならではの 表現は 旅愁を誘うと感じた。

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