青空文庫

「西方の人」の感想

西方の人

さいほうのひと

初出:「改造」1927(昭和2)年8月号

内省古典の翻案知性と感性の対立内省的叙情的

書き出し

1この人を見よわたしは彼是十年ばかり前に芸術的にクリスト教を——殊にカトリツク教を愛してゐた。長崎の「日本の聖母の寺」は未だに私の記憶に残つてゐる。かう云ふわたしは北原白秋氏や木下杢太郎氏の播いた種をせつせと拾つてゐた鴉に過ぎない。それから又何年か前にはクリスト教の為に殉じたクリスト教徒たちに或興味を感じてゐた。殉教者の心理はわたしにはあらゆる狂信者の心理のやうに病的な興味を与へたのである。わたし

2023/11/24

鍋焼きうどんさんの感想

凡夫の僕にはさっぱり分からなかった。人の子イエスの行状を後年の哲学者が意味付けをする。その哲学者と芥川の頭の中を解釈する頭脳明晰な人の解説を読んで分かったふりをしよう。

2022/02/23

19双之川喜41さんの感想

 40章近くに 細かく章割りしてあるので かえって わかりにくいと思ってしまった。 西方の人は キリストをさし 東方の人は老子をさすらしい。 卑近な例を挙げて 理解の道筋を示すけど なかなか手強く  途方に暮れると感じた。

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