青空文庫

「三右衛門の罪」の感想

三右衛門の罪

さんえもんのつみ

初出:「改造」1924(大正13)年1月

古典の翻案武士の倫理歴史的人物の描写回顧的静謐

書き出し

文政四年の師走である。加賀の宰相治修の家来に知行六百石の馬廻り役を勤める細井三右衛門と云う侍は相役衣笠太兵衛の次男数馬と云う若者を打ち果した。それも果し合いをしたのではない。ある夜の戌の上刻頃、数馬は南の馬場の下に、謡の会から帰って来る三右衛門を闇打ちに打ち果そうとし、反って三右衛門に斬り伏せられたのである。この始末を聞いた治修は三右衛門を目通りへ召すように命じた。命じたのは必ずしも偶然ではない。

2020/08/05

19双之川喜41さんの感想

 人カドの 御用の勤まる 侍を 斬り殺したのは お上に対して 申しわけないけど 狼藉者は 斬らざるを得ない。二重の基準を 身勝手に 言っているように 感じる。

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